胸部大動脈疾患
胸部大動脈疾患は、およそ10万人に6–10人の割合で発症します*。
疾患の進行に伴い、破裂のリスクが増加するため、治療の重要性がさらに高まっていきます。
治療が必要な場合には、開胸修復術と血管内治療の2種類が主な治療オプションとなります。血管内治療は、開胸修復術と比較して侵襲性が低いとされており、疾患を生じた大動脈内部にステントグラフトを留置することにより動脈瘤や解離の病変部位に、新たな血流路を確保し、動脈瘤や解離の病変部位に血液が流れ込まないようにします。
ゴアは、良好なアウトカムをサポートする血管内治療デバイスを提供しています。
パーパスを持ったイノベーション
ゴア® TAG® コンフォーマブル 胸部大動脈ステントグラフト アクティブコントロールシステムは、胸部大動脈疾患の血管内修復術用に設計されたステントグラフトです。当製品は、大動脈の内側を新しく覆い、中枢は大動脈弓から末梢は腹腔動脈の直上までの範囲で留置する、チューブ状の医療機器です。拡張力をもつ金属の骨組みにより、大動脈壁に内側から密着します。
医療従事者の皆様を幅広くサポート
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、医療従事者の皆様に大きな困難をもたらしてきました。
ゴアは、命を救う手術に取り組む医療従事者の皆様が直面している問題を把握し、臨床に関して幅広くサポートします。
Reference
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* Eagleton MJ. Thoracic aortic aneurysm. Society for Vascular Surgery (SVS) website. Accessed May 13, 2021. https://vascular.org/patient-resources/vascular-conditions/thoracic-aortic-aneurysm
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